Mリーガー近藤誠一選手の勇退について思う事

2023年5月28日2023年10月2日

セガサミーフェニックスで活躍された近藤誠一選手がが勇退され、同チームの監督になることが決まりました。

今回、勇退されることになった経緯とその決断に対する個人的な思いを述べてみたいと思います。

近藤誠一選手の勇退から監督就任に至る経緯

キンマwebさんの取材記事から勇退に至る経緯をまとめてみました。

まず、近藤誠一選手は成績不振でということではなく、自身の体調不良が原因で辞めることを決断したようです。

シーズン前から頭痛を感じるようになって、ベストな状態で麻雀を打てなくなったと話しています。

現在は頭痛も落ち着いているそうです。

シーズン後にフロントに選手を退くことを伝え、了承されました。

その際、フロントからセガサミーフェニックスの監督の就任を依頼されたそうです。

近藤選手は最初は固辞されたそうです。選手を辞める理由が体調不良なので監督をするとなると頻繁に現場に行かなければならないので無理だと伝えましたが、稼働日を軽減してもらえるという条件で請けることになりました。

近藤誠一選手のMリーグの成績(レギュラーシーズン)は、

2018年度　144.4ポイント　5位

2019年度　332ポイント　3位

2020年度　-46.7ポイント　18位

2021年度　5.4ポイント　18位

2022年度　-195.9ポイント　28位

でした。

プロ雀士として獲得したタイトルは、、

最高位　4期獲得

モンド名人戦　2回優勝

最強位　1期獲得

などがあります。

慢性の頭痛での体調不良により勇退されたとのことでしたが、麻雀も健康でないと続けることがむづかしいものです。

私は近藤選手よりは歳は若いですがすでにおっさんの部類であり、体のあちこちにガタがきております。近藤選手の頭痛のレベルは本人にしかわかりませんけど、中年以降の体調不良ということにおいて共通する辛さが身に沁みます。

Mリーグというみんなが注目する舞台でベストの麻雀を打ち続けることがいかに困難かが、近藤誠一選手の勇退で改めて思い知らされました。

麻雀は将棋や囲碁と違って年齢による能力のおとろえが表れにくいゲームだとは思っていますが、それでも歳を重ねていくと色々とハンディを負って打つようになってくるものです。

好きな麻雀打てるのも健康体であってこそです。

近藤選手においては、まずは体調を元に戻していただいてこれからも好きな麻雀が長く打てるよう切に願います。

5年間Mリーグを盛り上げていただきありがとうございました。