麻雀の人読みは癖読みともいわれ、麻雀に勝つための大事な要素の一つだと思っています。
なぜ人読みが大事なのかというと、
相手のプレイヤーの大事な情報を得ることができるからです。
麻雀の人読みの具体例
相手の情報を得ることができる具体的な 人読み(癖)の例をいくつかあげてみます。
ポンしたい牌がある時、目線が上がり河を睨みつけるように見ている。
あるあるです(笑)。
私もそうなんじゃないかな?自分で自分を客観的に見られないからよく分かりませんが、、。
こういう人は、大三元牌や自風牌を対子で持っていたりして、相手が捨てる牌を睨みつけるように見ています。
この癖を見抜くと、相手にポンされないよう相手の欲しい牌を抱えこんで、局面を有利に進めることが可能です。
黙聴(ダマテン)時、タバコに火をつけたり、コーヒーを一口飲んだり、急にしゃべらなくなる。
会社の人達と麻雀打った時、こんな癖のある人がいたのでテンパイがすぐに分かりました。
特にタバコに火をつけるって癖が一番分かりやすく、
『ああ、テンパったな、、、』
て確信して用心して打牌するようにしました。
ちなみにMリーグを含めた競技麻雀では禁煙だったりおしゃべり禁止だったりしますのでこの人読みは発揮させることはできません。
リー牌に法則性がある。
私もあるあるです(笑)。
私の場合は、字牌を向かって右側に固めて置く癖があるましたのでもしかしたら結構それで見破られていたこともあったかもしれません。
最近はなるべくランダムに字牌の位置を変えていますが、すごい違和感があります。
あと、あえて上下整列をしないというのはもうあきらめています。
たしかに、上下整列させると牌が読まれそうな気もしますが、上下関係無い牌も多くありますのであまり神経質にならないようにしています。っていうか、人のリー牌なんかみている余裕のある人はほとんどいません(笑)。多井隆晴選手なんか見ているような気もしますが、、、。
一番大事なのは、色ごとにきれいに揃えすぎないことです。
色ごとに右上がりできれいに揃えすぎると、鳴いた時に残りの関連牌が透けて見えたりしますから、ある程度ばらばらにすると読まれにくいです。
でも、見た目が気持ち悪いからついつい揃えてしまいますが、、。
手を読まれないためにはリー牌なんてしない方が断然良いのですが、私みたいな素人はテンパイしているかもわからなくなる恐れもありますのでほどほどにしています。
ベタオリする打牌に傾向がある。
ベタオリする時も癖がでます。
・リーチをかけたら現物ばかりを切って降りる。
・序盤で切られた牌の外側を切る。
・筋よりもワンチャンスを使う。
・対子落としを多用。
・下家に鳴かせないようにケアしながら切る。
今度麻雀を打つ時、あなたの対戦相手のベタオリの打牌を観察してみてください。
意外と癖があってそれが相手攻略の手助けになるかもしれません。
字牌の切り順に法則性がある。
字牌の切り順にも癖がでます。
ふつうの感覚だと、オタ風→役牌→自風っていう切り順ですかね。
相手に役牌が対子になって鳴かれたくないから役牌から先に打つ人もいます。
麻雀は得するように打たなければなりませんが、あまりにも得する打ち方ばかりしてしまうと逆に相手に読まれてしまうので、時に変える工夫も必要です。
例えば三元牌の切り方について、よく考えている人は裏ドラがのる可能性を高めるため、
①白、發があれば發を先に切る。
②發、中があれば中を先に切る。
③白、中があれば白を先に切る。
などと切り順を固定してしまう人もいますが、あまりその通りにし過ぎると、序盤の捨て牌で手持ち牌を読まれてしまったりするため少しランダムっぽさを出してカモフラージュするべきかもしれません。
まとめ
麻雀の人読みは特にリアルな対人麻雀でとても大切です。
偏見かもしれませんが、人読みに優れている人は、観察力の強い人できっと会社でも仕事のできる人でしょう。
よく相手を観察すると、ちょっとした仕草、息使いでテンパイを確信できたりもしますので人読みをおろそかにしてはいけません。
初心者の方も人読みが加わることによって、麻雀って牌効率だけで勝てるほど単純なゲームでないこともわかってくると思います。
将棋や囲碁の世界ではAIが天下を取っているようですが、麻雀は人読みのような対人のかけひきを数値化できていないようなので、AIも当分はトッププロには勝てないでしょう。
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