「ムダヅモ無き改革」というタイトルを見てピーンときたあなたは、政治通です(笑)。
そう、小泉純一郎元首相が掲げた経済政策スローガンである「聖域なき構造改革」という言葉をアレンジしたものです。
構造改革の中身まではここでは触れませんが、「ムダヅモ無き改革」は小泉純一郎元首相をモデルとした主人公が数々の強敵と麻雀対決して倒していくという構成になっています。
ここでは「ムダヅモ無き改革」の1〜5巻までを紹介します。
「ムダヅモ無き改革」とは?
「ムダヅモ無き改革」は「近代麻雀オリジナル」誌上において2006年3月号から掲載を始め、2009年4月より「近代麻雀」に移って2015年まで続きました。
日本とアメリカやロシアなどの首脳同士が、領土や自分の命を賭けて麻雀外交を繰り広げるという型破りな内容となっています。
「ムダヅモ無き改革」1〜5巻 登場人物
主人公は小泉ジュンイチロー。
かつての首相をカタカナ表記にしただけです。
もちろん顔も小泉純一郎元首相のそっくりです。
あと日本の政治家では、
杉村タイゾー、麻生タロー、安倍シンゾーなどが出てきます。
海外の政治家、宗教家では、
ジョージ・ブッシュ、パパブッシュ、プーチン、金将軍、ティモシェンコ、ベネディクト16世(ローマ教皇)、ヒトラー、、等が
登場します。
もちろん、この漫画はフィクションですので実際の人物とは一切関わりはありません。( 、、と断っておきます。)
ムダヅモ無き改革」1〜5巻 あらすじ
1巻では小泉ジュンイチローがジョージ・W・ブッシュとジョージ・H・W・ブッシュ(パパブッシュ)と麻雀対決します。
なぜ国のリーダーが麻雀対決しなければならないのか?という疑問は抱かないでください(笑)。
小泉ジュンイチローはイカサマが得意です。
「なんちゅうセコイやっちゃ!」
とお思いでしょうが、それがなんともカッコいいのです。
一昔前の麻雀漫画はイカサマをする主人公が多かったように思います。時代の流れでしょうか。
小泉ジュンイチローはこの後もプーチン大統領とも卓を囲んで勝負します。
2巻では金将軍、ローマ教皇と対決し勝利します。
そして、2巻から5巻まで”天空の第4帝国”と呼ばれる、ヒトラーを中心としたナチスドイツをモデルとした軍人たちと、小泉ジュンイチローを中心とした世界各国のリーダーをモデルとした地球連合軍による命をかけた麻雀対決が始まります。
なぜ、戦うようになったのかは実際に読んで確認してみてください。(この漫画ではそんな理由はどうでもいいような感じ、、)
第1戦は、ワーグナーVSプーチン
第2戦は、ヨーゼフ=メンゲルVSティモシェンコ
第3戦は、スコルツェニーVSプーチン
第4戦は、ヒトラーVSベネディクト16世
最終決戦は小泉ジュンイチローがロケットで”天空の第4帝国”の本拠地である月へ行き、ヒトラーとの麻雀対決です。
「ムダヅモ無き改革」1〜5巻 まとめ
はっきり申しまして麻雀を全然知らなくても全然楽しめる漫画です。
この漫画の面白さは、世界中の首相や大統領が外交を麻雀というゲームにて解決しようとする馬鹿馬鹿しさにあります。
自民党が大勝して小泉内閣が誕生した当時の世界の首脳が登場人物となっていますので、「ムダヅモ無き改革」を読むことで、この時代の世界情勢がよく分かると思います。
自分的には小泉ジュンイチローの
『ライジングサン』(役満:国士無双)
の描写がめっちゃ好きです。
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