「新科学する麻雀」は自分の麻雀に役に立ちますか?
「新科学する麻雀」は間違いなくあなたの麻雀人生を変えるような一冊で、買って読む価値ありです。
私が最初に「新科学する麻雀」を読み終えた時、”早朝に目が覚めて快晴の中散歩している頭の中”みたいに霧がはれたような感覚を得ました。今後の麻雀の打ち方がクリアになり迷いがなくなった気がします。
『新科学する麻雀』をどんな人に読んでもらいたいのか?
「新科学する麻雀」はこのような人に読んでもらいたいです、
- 麻雀の腕前が中級以上の人で伸び悩んでいる人
- 得する打ち方(局収支がプラスになる打ち方)を学びたい人
麻雀の腕前が中級以上の人で伸び悩んでいる人
麻雀も数多く打ってきて、会社の麻雀仲間同士ではけっこう強い部類に入るけれど、フリー雀荘での強い人や、オンライン麻雀の高段者になかなか勝てない人に読んでいただくことをおすすめします。
麻雀の強者に勝つためには、ぎりぎりの判断にせまられた時、手牌読みよりもまずは、いかに損しない打ち方をするかの方が大事だと思います。この本を一通り読んでセオリーを身につけておくと強者にも立ち向かえます。
得する打ち方(局収支がプラスになる打ち方)や押し引きを学びたい人
麻雀を打っていると、今自分が選択した打牌は得なのか?、それとも損なのか?がよくわからない時がありますよね。
この本は、聴牌した時、イーシャンテンの時などにおける状況を細かくデータ分析していて、(データはオンライン麻雀天鳳から取っています)その時の最も得な(局収支がプラスになる)打ち方を教えてくれます。
本中には細かい統計データが載っており、それを全て覚えることは不可能ですが、筆者が重要度別に切り方を指南していますので、それを読むだけでも相当雀力が向上すると思います。
牌効率などは本を読んで勉強したけれども、押し引きは本によっては違う内容だったりと、いまいち明確な基準がないのでわかりにくいという人もこの本をぜひ読んでいただきたいです。
『新科学する麻雀』を読むと麻雀が強くなること間違いなし!
一通り読んだら習ったことを実践してみてください。著者が書いていましたが、麻雀は非常に運に左右されるゲームですので、直近の対局で不調だからといってスタイルを変えないでください。
この本の凄さを何百局、何千局と積み重ねることで実感できるようになると思います。
麻雀って”ブレないメンタル”をもつことが大切なんですよね。本書のような統計によって裏打ちされた”押し引きの判断”をもつことで、強固な”ブレないメンタル”をもつことができるようになるでしょう。
Mリーガーのコバゴーこと小林剛さんも自分に中に明確な”押し引きの判断”を持っているからこそ振り込んでも動じないのです。
価格:1,779円 |
『新科学する麻雀』〜私の活用法〜
とにかく本書の統計データは丸暗記は不可能なので、重要度の高いパターンは最低覚えて実践にのぞみます。
実践後、押し引きの判断に迷った場面を本書のデータの中で探して、局収支を確認します。そうすることによって自分が得な打ち方をしていたのかそうでなかったのかがわかります。これを繰り返して自分の打ち方を修正していきます。
私は本書のようなデジタル麻雀を推奨していますが、統計データが絶対に正解かといえばそうはいいきれないことも多々あるはずです。生身の人間と人間との知恵比べはそんなに簡単ではないことも確かです。
ただし、過去の達人たちの膨大な対局から割り出したデータはかなりの精度があり、一個人の短期間で得たデータからくる自信なんてこのデータと比較すると吹き飛んでしまうほど陳腐であります。本書は麻雀を上達するには避けて通れない一冊ではないでしょうか。
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